FBXファイルをVRMファイルに変換する手順はいくつかの方法で実現できます。主にBlenderまたはUnityを使用します。

方法1:Blenderを使用する

  1. Blenderをインストール Blenderをダウンロードしてインストールします(Windows、MacOS、Linuxに対応)。

  2. VRMプラグインをインストール

    • VRMプラグイン(例:VRM Addon for Blender)をダウンロードします。
    • Blenderで「編集」メニューを開き、「環境設定」を選択し、「アドオン」タブで「インストール」をクリックして、ダウンロードしたプラグインファイルを選択します。
  3. FBXファイルをインポート

    • Blenderで「ファイル」メニューから「インポート」を選択し、FBX形式を選んで、FBXモデルを見つけてインポートします。
  4. ボーンとシェイプを設定

    • 必要に応じて、必要なボーンとシェイプのキーフレーム(ブレンドシェイプ)を追加します。
  5. VRMとしてエクスポート

    • 「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、VRM形式を選んで、エクスポートオプションを設定し、ファイルを保存します[1][2]。

方法2:Unityを使用する

  1. Unityをインストール Unityをダウンロードしてインストールします(2019.4.xバージョンの使用を推奨)。

  2. UniVRMをインポート

    • UniVRMの最新バージョン(.unitypackageファイル)をダウンロードし、新しいUnityプロジェクトを作成します。
    • ダウンロードしたUniVRMパッケージをUnityにドラッグしてインポートします。
  3. FBXモデルをインポート

    • FBXモデルをUnityのAssetsフォルダにドラッグします。
  4. アニメーションタイプを設定

    • インポートしたモデルを選択し、Inspectorウィンドウで「Animation Type」を「Humanoid」に設定し、「Apply」をクリックします。
  5. ボーン設定を確認

    • 「Configure…」ボタンをクリックして、ボーンが正しく設定されているか確認します。赤いマークの付いたボーンがないことを確認し、あれば修正します。
  6. VRMとしてエクスポート

    • Hierarchyウィンドウでモデルを選択し、メニューからVRM > UniVRM > Export humanoidを選択します。
    • 作者情報を入力した後、「Export」をクリックし、保存場所を選択してエクスポートを完了します[5]。

この2つの方法は、FBXファイルをVRM形式に効果的に変換することができます。個人の習慣やツールの可用性に応じて、自分に合った方法を選んで変換してください。